夜尿症（おねしょ）

5歳以上のお子さんで夜間、睡眠中に無意識に排尿することを夜尿と言います。1回月1回以上の夜尿が3か月以上連続して起こる場合を“夜尿症”として診療の対象とします。
夜尿症の割合は、小学校低学年で10～20%、小学校高学年になると5%前後まで減少し、中学校に上がるころには1～3%程度と年齢が上がるに伴い減少していき、自然治癒も期待されますが（自然治癒率は年15～17%）、治療介入してあげることでより早期に治すことが可能とも言われています（自然治癒率の2～3倍！！）。
とはいえ、治療後、治癒に至るまでには一定期間を要することが多いため、『1か月後に宿泊学習だから何とかしたい！』というご要望にお応えすることは中々難しいです(ﾟДﾟ;)。もちろん、応急的な対処法がない訳ではないため、そのような場合でもご相談いただければと思います。

夜尿症に関する詳しいことは、以下のサイトもご参照くださいませ。
『https://onesho.com/patient/』
当方、小児の腎疾患を専門としており夜尿症に関しては長年の診療実績があります。抱え込まずにご相談ください！

＊初診時は診察に少々お時間をいただくことが多いため、事前にお電話でご連絡頂けますと非混雑時の時間予約をご案内できます。どうぞよろしくお願い申し上げます。